ピアノを習った子は受験に強いんです。
発表会やコンクールなどで、自分だけに注目が集まっている中、積み重ねてきたものを発揮する度胸が養われているからです。
『自分だけに注目が集まっている』
↑ この要素が入試にはありません。
それなら必要以上に緊張する理由も無いのです。
「ピアノの発表会と入試、どっちが緊張する?」
お客様で受験を迎えたお子さんに、私がよく聞く質問です。
「発表会です!」と答える子ばかりです。
それが自分自身で確認できれば、いつも通りの平常心で試験に向かうことができるはずです。
では、入試より少し前の受験勉強はどうでしょう?
切り替えに、上手にピアノを使う子がとっても多いんですよ。
勉強に疲れたら、ピアノに向かって何曲か弾き続けます。
するとスッキリして、また勉強に集中できるようになるんです。
誰に教えられた訳でもなく、皆さん自然にそうしているのが面白いですね。
それでは、普段の勉強はどうでしょう?
ピアノを習っていることが役に立つことはいくつかあります。
楽譜を読むことで、視覚的に数字を捉えることができるようになり、算数が得意になる子が多いです。
算数が得意な子は、数学もそのまま得意になれます。
そして、英語も得意になれます。
生の楽器であるピアノの音は、弾き方で音色が変化します。
この音色を聴いているだけで、敏感な聴力が育ちます。
これは語学学習にとても有利な聴力です。
『L』と『R』の発音の違いが分からないなんて、ありえないのです。
そして、ピアノを習った子は
『できないことでも、練習するとできるようになる』
これを実体験として知っています。
ですから、分からないから諦めるなんてことはありません。
もちろん「めんどくさいなぁ」と思うことはあるでしょうけど「やればできる」と知っているはずです。
このような理由から、ピアノを習った子は勉強ができるようになり、受験に強くなるのです。
習い事は、ピアノがおすすめです。
そして、生のピアノを使って練習していただいて、語学学習にも役立つ敏感な聴力を獲得してください♪