私はピアノを弾くのが下手です。
でも学生の時は、合唱の伴奏を毎回していました。
クラスにはピアノを習っている人が何人もいて、私より上手な人ばかりでした。
それでも私が伴奏者になるのには、理由があったのです。
それは
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歌が下手。
破壊的にヘタクソなのです。
歌えないので仕方なく『クチパク』又はピアノ伴奏のどちらかしか無かったのです。
ピアノ調律師をしていて「音痴です」とは言いづらいのですが、本当の事なので仕方ありません。
『音程の判断はできるのに、歌うと音痴』
↑こんな人ができあがる理由を知っていただき、あなたの周りの子ども達が、そんな悲しい思いをしなくても良いように導いていただけると嬉しいです。
私は口数が少なく、地声が低く、ボソッと喋る子どもでした。
音程の判断は、小さな頃からできていました。
ですから、幼稚園でみんなで歌をうたう時にいつも
(あー、その音は高くて出せないな、歌えないな)
そう思って、歌うふりをしていました。
そうです!幼稚園ですでにクチパクをしていたのです。
音程を気にせず、元気に歌う友達が不思議でした。
これにより、歌うために必要な声帯のコントロール、筋トレを全くやらないで生きていくことになったのです。
歌えない
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歌わない
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声帯をコントロールする筋肉がつかない
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歌えない
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無限ループです
歌うのは、ちょっとだけ悲しいです。
耳では音程がズレているのが判るので。
あなたの周りに声の低い子どもがいたら、5度低くして一緒に歌ってあげてください。
『ソ』の音をその下の『ド』にして歌うのです。
そのくらい低くしてもらうと、声の低い子どもでもなんとか歌える音域になることが多いです。
低くすれば歌える
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声帯をコントロールする練習ができる
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少しずつ歌えるようになる♪
これを、是非やってあげて欲しい!
最近、息子に宣言しました。
「お母さん、音痴のままで死なないから!」
思い通りの音程が私の声で再現できる日が、いつか来るはずです(笑)