カリヨンってご存知ですか?
音の高さの異なる鐘をいくつか組み合わせてメロディを演奏する装置のことです。
初期のニュースレターで、高岡古城公園にある『はばたきカリヨン「飛翔」』をご紹介したことがありますが、とっても久し振りに行ってきました。
場所は高岡古城公園内の『東洋通信スポーツセンター』の前です。
彫刻家の榎本建規(えのもとたけみ)さんの作品で、高岡市制100周年の記念に設置されました。
高さは約9メートル。上部の羽のような部分に16個の鐘が付いていて、8時、12時、15時、18時の1日4回それぞれ違う曲を奏でます。
季節によっても曲が変わります。
鐘の音色の特徴として、短三度の倍音が強いことがあげられます。
簡単に言うと、『レ』の音の鐘の音色には『ファ』の音も大きく含まれているということ。
それによって和音がとても複雑に聴こえます。
曲名を知らずに聴くと「ん?何の曲だろう?」と思うくらい。
少し離れた場所で聴くほうが、綺麗に聴こえるのかもしれません。
今回は12時少し前に到着したので、写真を撮りながら演奏時間になるのを待っていました。
しかし…鳴りません。
お休み?故障?
ちょっと分かりませんが、また機会があれば聴きに行きたいと思います。