気になるタイトルでしょ?
ですよね~
何の話か?と言いますと
ピアノの話です。
そして、自分自身への願いでもあります!(笑)
最近、入院患者様が増えています。
皆さん40代、50代のピアノです。
一般的な使い方をしたピアノで、40~50年前に購入したものが、ちょうど修理が必要な消耗具合になっているのです。
一般的な使い方というのは『音大に行った訳ではなく、それなりにピアノのレッスンに使っていて、ある時からほとんど弾くことなくしばらく眠り、近年また弾くようになった。』というケースのこと。
ちょうど私と同世代のピアノが、あちこち不調が出ているのを見ると、見ないフリなんてできません!
心の中でピアノに伝えます。
「大丈夫、大丈夫だから、私に任せてね。
お手入れしたら前みたいになれるから。
私ね、ピアノ工房で再生修理ばっかりやってたの。
修理のプロだから、安心してね。」
ピアノを想いながらも、自分自身にも言い聞かせるような、願うような気持ちです。
お客様にもお話して、修理をおすすめします。
すると、皆さんおっしゃるのが
「このピアノ古いから、もうダメだと思ってました。直せるんですね!嬉しいです。」
40代、50代、ダメじゃないです。
丁寧に修理を重ねていくと、まだちゃんと応えてくれます。
これが、47歳の誕生日を迎えた今日、お伝えしたかったことです。(笑)